最近太ってきたからダイエットしようと思った時、最も気になる点と言えば「余分な脂肪と一緒に胸も小さくなってしまうんじゃ?」という事ではないでしょうか。実際にダイエットをして減量に成功した方が、バストサイズが減ってしまって大きなショックを受けたという方は少なくありません。
ダイエットをすれば胸から先に脂肪が落ちてきて、バストアップしようと頑張って食べたら胸以外の所に余分な脂肪がついてしまう…ダイエットとバストアップを両立したいと考えている方はとても多いと思います。
痩せながら胸も大きくするというのはとても難しく両立させる事は困難ではありますが、不可能ではありません。この記事では胸を大きくバストアップしながら余分な脂肪を燃焼してメリハリボディを作る為の秘訣を紹介していきたいと思います。
そもそもダイエットでバストが落ちるのはなぜ?
都市伝説であってくれ…と思うかもしれませんが、ダイエットを行うとバストサイズが落ちるというのは事実です。バストの9割は脂肪ですから、ダイエットに脂肪を燃焼すれば自然にバストの脂肪も燃焼されてしまいカップ数は小さくなります。
しかし、ダイエットをしてバストサイズが急激に低下するのは『間違ったダイエットをしているから』です。正しい方法でダイエットを行えばバストアップとも両立する事が可能です。ダイエットでバストが低下してしまう人の間違った方法を以下で一つずつ紹介していきましょう。
無理な食事制限
間違ったダイエットでバストサイズを減らしてしまう方がまずしてしまうのがコレ。急激な食事制限によるカロリー不足です。ダイエット中に炭水化物を抜いたり、人が健全に生きていく上で必要な栄養素やカロリーを摂取しなければ、確かに痩せますがそれと同時に急激にバストサイズも小さくなっていきます。食事の量が減り必要栄養素を満たしていなければ、美しいバストを維持する為の栄養もないからです。
好きなものを食べるのを我慢したり、お腹ペコペコなのに何も食べずに我慢していたりするとストレスが溜まります。ストレスは女性ホルモンの分泌量を低下させてしまいます。ホルモンの分泌が減ると乳腺と呼ばれるバストを大きくする部位が萎んでしまいますのでバストサイズは減少していきます。
過度な食事制限によるストレス、栄養不足によりバストに行き渡るはずの栄養を遮断しても良い事は何もありません。痩せ細っていき、バストサイズも減少していくだけですから、必ずダイエットの時は栄養バランスの整った食生活を送るように心がけて下さい。確かに食事制限は痩せますが、それは痩せているのではなく衰えているだけなので正しいダイエット方法とは言えません。
激しすぎる運動
なぜダイエットすると胸の脂肪が簡単に燃焼してしまうのか…その答えは胸の脂肪はセルライト化しにくく、燃焼しやすい脂肪だからです。腕や太ももやお腹などについている脂肪と比較すると、かなり簡単に胸の脂肪は燃焼してしまいます。
その理由は他の部位よりも揺れやすい為です。激しい運動をしてしまうと胸が大きく揺れてしまい、それが理由で脂肪燃焼が早まり、更にクーパー靭帯が伸びてしまいますので下垂の原因にもなります。
しかしダイエットに運動は必要不可欠ですから、これの対策として、必ずジムや外でのランニング時はスポーツ用のブラを装着するなどの対応を行っておきましょう。揺れないようにしっかりとスポーツブラで固定しておけば、激しい運動をしても胸以外の部分から脂肪は燃焼していきます。要するに胸の揺れを抑えれば、脂肪燃焼はかなり抑える事が出来るという訳です。
ダイエットとバストアップを両立するコツ
定番のダイエット方法と言えば食事制限をして、普段はしない有酸素運動をして脂肪を燃焼するというイメージですよね。しかし女性のバストの大半の成分は脂肪ですから、普通にこのようなダイエットを行うとバストの脂肪も燃焼されてしまい、胸のサイズが小さくなってしまうんですね。
胸のサイズをキープしたまま痩せるには一体どうすれば良いのでしょうか。一見すると両立するのは困難かと感じる2つですが、コツさえ掴めば両方とも上手に解決する事ができちゃうんです!ここからは両立する為のコツや方法などを紹介していきたいと思います。
適切な食事管理
ダイエットとバストアップの両方を成功させたいと考えているのであれば、適切な食事管理は最も必要不可欠な要素になります。毎日食べる食事が極端に少ないダイエットを行えば、体重は減っていきますが同時に胸の脂肪もなくなり筋肉も減少していきますので、結果的にはガリガリになってしまい貧相な見た目になります。
反対に食事量が極端に多すぎれば、それはバスト以外の余分な箇所に脂肪を蓄積してしまう要因になってしまいますから、もしかしたらバストは大きくなるかもしれませんが、当然ですがダイエットは成功しませんよね。太ったままです。
両方を実現させる為には、しっかりと栄養バランスが整った料理を常に食べるという事が非常に大切です。カロリーを計算しながら、毎日きちんと食べ続けて行き運動も並行して行うのが、バストアップとダイエットを両立させる方法です。
特に気をつけながら食べてもらいたい食材や栄養素は以下になります。
大豆イソフラボン
納豆や豆腐などに含まれている大豆イソフラボンはダイエットにもバストアップにも大きな効果を発揮してくれるものです。発酵食品なので腸内環境を整えてくれる働きがあり、体の中から綺麗にしてくれますのでより健康的にダイエットを行う事が出来るようになります。
女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをしますので、乳腺細胞を活性化してバスト形成を促進してくれます。髪の毛をツヤのある豊かなものにして、張りのある綺麗な乳房を作ってくれてバストアップ効果を発揮します。
タンパク質
ダイエット、筋トレ、バストアップ…健康的な生活を送る上で絶対に欠かす事が出来ない栄養素がタンパク質です。筋肉、血、骨を作り、女性ホルモンの分泌を促進させる働きもありますのでバストアップにも効果的です。
鶏ささみ、豚ひれ肉、マグロ刺身、鮭など、良質なタンパク質は赤身肉や魚に含まれている事が多いので、植物性でも動物性でも積極的にバランスよく摂取するようにするのが良いでしょう。
ボロン
あまり聞いた事がある方はいないかもしれませんが、キャベツ、ぶどう、カイソ類などに含まれている栄養素であるボロンはミネラルの一種です。バストアップに効果的なエストロゲンの分泌を促進して濃度を増やしてくれる働きがありますので胸の脂肪だけを増やしてくれる働きがあります。毎日リンゴを食べ続けるダイエットをしていると、胸も大きくなります。
バストアップに効果的な食事をバランス良く食べる事でダイエットとバストアップの両方を同時進行で行う事が可能です。上記で紹介した栄養素はどちらにも対応しているものですから、積極的に摂取していくようにしましょう。
特にタンパク質は筋肉を作る働きもありますので、ダイエット中の筋トレの前後に食べるだけで非常に大きな効果を発揮します。バストアップにも効果的なので、積極的に摂取していくようにするのが良いと思います。
バストの土台作りをしておく
バストを支える土台を鍛えて筋肉をつけておく事で、ダイエットにより脂肪がバストについている脂肪が低下しにくくなり、土台を鍛えておく事で下垂に耐えることが出来るようになり、いつまでも張りのある綺麗なバストを形成する事が出来ます。
バストの土台作りで最も鍛えた方が良い筋肉は…
- 大胸筋
- 小胸筋
この2つです。特に大胸筋は胸の下にある筋肉で、上半身では2番目に大きな筋肉になります。鍛える事で胸の下垂を抑える事が出来るようになり、バストアップにも非常に高い効果を発揮すると言われています。
大胸筋を鍛える事で胸板が厚くなり、ウエストとの対比でグラマラスな女性らしい魅力的なボディを形成する事ができ、バストトップの位置を安定させる事が可能。大胸筋は普段の生活では刺激を与える事が難しい筋肉なので、トレーニング初心者の方は一気に成長する部位であるとも言われています。
小胸筋は大胸筋に比べると小さい筋肉ではありますが、この筋肉がほぐれていると胸の位置が安定します。バストが離れたり垂れたりしない為に鍛える筋肉ですので、この2つの筋肉を意識しながら筋トレを行うと、ダイエットとバストアップの両方を両立できるようになると言えるでしょう。
女性ホルモンの分泌を上げる
ダイエットでバストが小さくなる方の多くは、女性ホルモンの分泌を減少させてしまった事が要因になっているケースが多いです。女性ホルモンを分泌させると乳腺を刺激する事ができて脂肪が定着していきます。この流れを途切れさせない為にも、女子ホルモンの分泌を上げる事は非常に大切です。
- 血行を良くする
- 規則正しい食生活を送る
- 質の高い睡眠を取る
- ストレスを溜め込まない
基本的には以上の4つを継続して行う事で女性ホルモンの分泌を活性化する事が可能です。しかしホルモンの量は年齢を重ねるごとにどんどん低下していくものなので、無理をしない範囲で行うのが良いでしょう。女性ホルモンの分泌を促すことはバストアップに繋がると考えておくと良いかと思います。
過度なダイエットは女性ホルモンの分泌を妨げる危険性が非常に高いので、ダイエットとバストアップの両立はできないと考えてしまっている方が多いのです。
まとめ
脂肪を増やすバストアップと脂肪を燃焼させるダイエットは一見すると相対するものであるように感じるかと思いますが、どちらも両立する事は可能であり、胸の脂肪を落とす事なく余分な脂肪を燃焼する事は可能です。
上記で紹介したダイエットとバストアップを両立する為のコツをしっかりと覚え、効率的な脂肪燃焼を行えるダイエットを行いましょう。バストの脂肪まで燃焼してしまっていると感じたら、そのダイエットは間違っている可能性が高いです。