女性にとっての永遠のテーマとも言える「バストアップ」。ほとんどの女性は一度はバストアップしたいと考えたことがあるのではないでしょうか。バストアップには様々な方法があり、エクササイズやマッサージ、バストアップクリームやナイトブラ、育乳ブラなど様々なものがありますよね。
そんなバストアップの際に重要なキーワードとなることがよくあるのが「女性ホルモン」です。胸を大きくする働きのある女性ホルモンを少しでも多く分泌しようと奮闘している女性も数知れず…。
しかし、バストアップと女性ホルモンの関係について本当のことを知っている人はどの程度いるでしょうか?今回はそんなバストアップと女性ホルモンの関係についてご紹介させていただきたいと思います!
「何歳までバストアップ出来るんだろう…?」そんな疑問をお持ちの女性もいらっしゃるかと思いますが、実は40代まではバストアップが期待出来ます。詳しく解説していきますのでバストアップしたいと考えている方はぜひチェックしてみてくださいね。
バストの構造
見落とされがちですが、バストアップで大切なのがバストの構造を知ることです。バストアップというとエクササイズやマッサージ、育乳ブラ、ナイトブラ、バストアップクリーム、エステ、サプリメントなどなど、とにかくバストを大きくすることだけを考えてしまいがちですよね。しかし、実はバストの構造を知るということはとても大切です。
アスリートはトレーニングをしますが、ただ筋肉を動かすだけでなく筋肉を意識することでよりトレーニングを効果的なものにしているんだそうです。意識することが筋肉に作用するならバストアップにだって作用する可能性は十分にありますよね!また、バストの構造を知っておくことで気をつけるべきことにも自然に目が向くようになります。
- 乳腺
- クーパー靭帯
- 乳房内脂肪組織(脂肪)
- 大胸筋
バストを構成しているのはこの4つです。バストアップやケアに詳しい人ならば既に知っていることだとは思いますが、復習だと思って改めてチェックしてみてください。
乳腺
まずは乳腺です。乳腺は胸の中でも1番大切な器官と言えます。母乳を作り出すのもこの乳腺です。女性ホルモン「エストロゲン」によって増殖し、女性ホルモン「プロゲステロン」によって乳腺は発達していきます。
エストロゲンはバストアップに必要な女性ホルモンとして多くの人に知られていますよね。エストロゲンが作用することで乳腺が発達し、バスト周辺の脂肪が増えます。そして、バストアップに繋がるのです。
しかしながら、エストロゲンはただ闇雲に摂取するだけでは意味がないという落とし穴があります。摂取するだけでなく、バストまでしっかりと栄養を届けてあげることが大切です。ストレスや冷えなどによって結構が悪くなってしまうとバストに十分な栄養がとど描くなってしまうため、注意しましょう。
プロゲステロンは主に妊娠に欠かすことができない女性ホルモンで、妊娠の維持や基礎代謝の向上という作用があります。また、子宮筋や子宮内膜の働きを調整してくれる効果もあります。妊娠すると胸が大きく張った感じになったり、熱っぽくなったりしますが、これはプロゲステロンの働きです。
クーパー靭帯
クーパー靭帯はコラーゲン組織の束で、乳腺を筋肉や皮膚につなぎとめて、バストが垂れてしまうのを防いでくれるという、とても頼もしい役割を持っています。
しかしながら注意しなければいけないのが、このクーパー靭帯は一度切れてしまったり伸びてしまったりするともう二度と治ることはないのです。人間は年をとると胸の形が崩れてしまったり垂れたりしていますが、それは実はこのクーパー靭帯が原因となっています。
クーパー靭帯が切れてしまうのは「激しい運動」そして「ブラジャーをしていない時間が長い」ということが大きな原因とされています。運動をする時には胸が揺れないスポーツブラ、寝る時にはナイトブラを着用するなど、胸が揺れてしまうのを防ぐことで綺麗なバストを維持することが出来ますよ。
乳房内脂肪組織(脂肪)
乳房内脂肪組織はつまりは脂肪のことです。バストは9割が脂肪で、残りの1割が乳腺です。脂肪の量が多ければ多いほどバストはボリュームアップしますが、流れやすいという欠点もあります。寝ている時に脂肪が流れてしまって、小さくなってしまうことも。更に、間違った方法のバストアップマッサージも小さくなってしまう事があるため危険です。
バストアップマッサージを行う時には必ず正しい方法でマッサージするようにしましょう。
大胸筋
バストの奥には筋肉があります。大胸筋はバストの土台となってくれる筋肉で、この大胸筋は美しいバストを保つためには欠かすことができない大切なものです。
美しいバストを保つためにはこの大胸筋と、クーパー靭帯が非常に大切です。とはいえ、大胸筋ばかりを集中的に鍛えすぎてしまうと弾力のある胸から硬い胸になってしまうため、鍛え過ぎには注意が必要です。
バストアップと女性ホルモンの3つの真実
バストの構造についてわかったところで、ここからはバストアップと女性ホルモンについてご紹介させていただきたいと思います。
その1「女性ホルモン注射を打つのはNG」
高須クリニックの高須克弥院長といえば美容の第一人者でもありますよね。そんな高須克弥院長は著書の「yes!高須降臨」で女性ホルモンでの豊胸はダメだと話していたそうなんです。
――著書で、「女性ホルモンを投与すれば胸は大きくなる?」と女子大生に聞かれて、院長は「ホルモン投与はダメ!」と答えてますね。
高須「絶対ダメ。女性ホルモンを打つと乳腺が大きくなるんだけど、ずっと打ち続けないといけない。性ホルモン投与によってホルモンバランスが変わるから、病気治療の場合を除いて、おすすめできません。肝機能障害になりやすいとか、いろいろ副作用があるんです。
“オネェ”で女性ホルモン打ってる人がいるけど、長生きできないリスクがあるよね」
――女性ホルモンに似た働きがあると人気だった「プエラリア」配合のバストアップサプリも危険だそうです。昨年から消費生活センターに生理不順や不正出血などの健康被害報告が相次いで、厚生労働省が指導に乗り出しました。このサプリは、実質的に姿を消しましたね。
高須「いま厚生労働省は、ちゃんと取り締まるようになったよね。コンプライアンスの時代だから」
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